2011年5月20日金曜日

Excelバージョンによる オートフィルタのリスト件数の違い

先日、Excelオートフィルタを使っている時に気が付いたのですが。オートフィルタのドロップダウンリストに表示される件数に、制限があるようなので調べてみました。

下図のFREQ列で、オートフィルタのドロップダウンリストを表示すると15,670kHzまでしか表示されていません。リスト自体は9,726行目の26,060kHzまでデータがあります。

オートフィルタのオプションを開きます。

ここでフィルタ条件を 20,000kHz以上 30,000kHz以下 に設定すると、条件どおりにフィルタされ、データの最終部分が表示されていることが確認できます。

調べてみると、このオートフィルタのドロップダウンリストで表示可能なデータ数は、Excel の各バージョンによって違いがあるそうです。

オートフィルタのドロップダウンリストに表示可能なデータ数 によると。

Excel5.0, Excel95では
リストの入力データのうち、重複しないものが250件目までが表示されます。

Excel97 / 2000 / 2002 では
リストの入力データのうち、重複しないものが1,000件目までが表示されます。

Excel2003で確認したところ1,000件目まででした。



Excel2007からは10,000件までになったそうなので、Excel2010評価版で確認してみました。
初めにデータを10,010行目まで作成します。

次にオートフィルタを1行目にセットし、ドロップダウンリストを開くと 2行目から10,001行目までのデータが10,000件表示されています。

「一部のアイテムは表示されていません」をクリックしてみると。

やはり10,000件までのようですね。

では青木リストではどうでしょう。

ドロップダウンリストには、データの最終行まで表示されていますね。

Excelも外観の見た目だけではなく、バージョンアップごとに細かい部分で機能が拡張されているのですね。

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