2012年7月30日月曜日

アルミ・フラットバーのループ

ホームセンターで4m長のアルミ・フラットバーを発見。これでループアンテナを作ってみました。

仮組み立て中の様子です。 小さいループは以前入手した2mm×20mm×1995mmで作ったものです。これを買ったホームセンター(今回とは違う店)では、微妙に半端な長さの物しか置いてありませんでした。 今回購入したホームセンターでは住宅建材等を多く取り扱っているようで、アングルや角パイプ等の各種形状のアルミ長尺ものがありました。

大きいループは、今回入手した3mm×20mm×4000mmのフラットバーで作った直径1mループです。 板厚が3mmあるので、一点支持でもループ形状は意外としっかりしています。 屋外設置の場合は、風の影響を考えると上下二点支持がよさそうです。

アルミ・フラットバーの支持部分は、ホームセンターで購入したアンテナ取り付け金具と、角材で工作しました。

フラットバー表面のアルマイト処理は、絶縁体のため電気を通しません。そのため給電線の接続にはフラットバーと、給電線の圧着端子の間に菊座金を入れて、これをねじ止めして取り付けました。ねじ止めのために、あらかじめフラットバーにはM4タップを立てておきました。



菊座金

菊座金は菊ワッシャ歯付座金とも呼ばれています。ギザギザの歯が内側についている内歯形と、外側についている外歯形があります。電気機器などで、金属ケースと配線を電気的に接続したいとき(筐体にアースする等)に間に挟んで使います。ねじを締めつけると菊座金のギザギザの歯が、金属の塗装被膜や表面処理の被膜にくい込んで電気的に接続されます。

ホームセンターで菊座金を買ったときのことですが、最初はなかなか見つけられませんでした。もちろんねじの商品棚で探したのですが…

頭の中は「菊座金」のワードで探していたので、まさか「内歯ワッシャ」の表示とは思いもよらずでした。こんな表記の仕方もあるのですね。