2011年7月20日水曜日

AOR三昧でひといき

ここ数年間、なぜか毎年この時期になると予期せぬ出来事が起こり、バタバタしています。 今年は、おやじさんが怪我で入院することになり、病院や実家へと走り回っております。

法事の準備で親戚に連絡すると、体の故障で欠席の方が数名。 考えてみれば、いまや自分がおじさんになったのですから、叔父さん叔母さんたちは、だんだんと高齢になってくるのは当たり前ですね。 私も健康に気をつけないと…

今日になって、ようやく一息ついているところです。 先日18日に放送されたNHK-FM 「今日は一日AOR三昧」を、録音したものを今聴いています。 この放送、AORがいっぱいで、とても懐かしく、30年ほど前に返ったような気分です。 こんなふうにFM放送を録音して聞くことを、昔は「エアチェック」と言っていたのですが、今では使われなくなった言葉なのかもしれませんね。

当時は番組が始まると、ラジカセの前に待機して「お気に入りの曲」をカセットテープに録音していたのが懐かしいです。 ラジカセ1台ではカセットテープの編集が出来なかったので、放送中は曲の開始と終了に、録音タイミングを合わせるのに必死でした。

(AORと言えば、ラジオではこちらのAORなのですが、音楽では「アダルト・オリエンテッド・ロック」のAORです。)

この番組の放送時間は12:15から22:45まで (途中30分の中断あり) の10時間に渡っての「AOR三昧」だったようです。 その日はFM放送を聞き流しながら用事をしていたので、気づいた時には放送の途中からでしたが。 外出のために急いでいたのでMDで録音しておきました。

しかしMDでは残念なことに、LP4モードでも320分しか録音できないので、結局録音できたのは全体の半分程度です。 今頃になってから、HDDレコーダーに繋いで録音しておけばよかったと後悔しています。

当時のお気に入りは ボズ・スキャッグスや TOTOです。 当時はアーチストやバンドの背景などは知らず、FM放送で流れる曲しか聴いていなかったので、ボズ・スキャッグスのアルバムに参加したセッションミュージシャン達が、のちにTOTOを結成したのを知ったのは、つい最近のことです。 今はインターネットで調べれば、多くの情報があるので便利になりましたね。

さてと、暫しのあいだ、このエアチェックの音でじっくりと懐かしさを味あわさせてもらうとしますか。

2011年7月9日土曜日

AFF-E11ハイカットフィルタの効果

AFF-E11 AFハイカットフィルタです。

スイッチト・キャパシタ・フィルタを使った、周波数可変タイプのAFローパスフィルタで。 JA3DEW清水さんのWebサイト「自作を楽しもう」で公開されています。 プリント基板とIC(MAX7403CSA)を有償頒布されていて、私も数年前に頒布を受けて製作しました。

当初はIC-R75の音質を何とかしたいと思っていましたので、フィルタ上限を3kHz付近で製作していました。(上限の周波数は、C5,C6の定数で設定します。私はC5=3300pF,C6=330pFでした。)

先日のIC-R75の音質改善を期に、今回はフィルタ上限の周波数をもう少し広げてみることにしました。 手持ちのコンデンサの中から、いくつかの組み合わせを試してみたところ、C5=1000pF, C6=1000pFで下限周波数800Hzから 上限周波数5kHzに設定できました。

フィルタ周波数を決定しているIC LMC555CNの発振周波数を測定しながら、パネルに上限周波数の目盛りを付けています。

WaveSpectraで周波数特性を測定してみました。 赤色の線が「フィルタ オフ」(スルーでAFF-E11内部のオーディオアンプのみの特性です。)

青色の線が 「フィルタ オン」(上限周波数を3kHzに設定時の特性です。)

「フィルタ オン」で3kHz以上が綺麗にカットされているのが良くわかります。

IC-R75に接続した時の、受信音声をアップしましたので聞いてみてください。
受信局は 17790kHz BBC July 8,2011 1323UTC

  • 最初の部分は
    IC-R75 IF filter Wide ( 9M = 15kHz, 455k = 6kHz)
    AFF-E11 はスルー
  • 30秒付近から
    IC-R75 IF filter Wide ( 9M = 15kHz, 455k = 6kHz)
    AFF-E11 フィルタ上限周波数を 3kHzに設定
  • 58秒付近から
    IC-R75 IF filter Normal ( 9M = 15kHz, 455k = 3.3kHz)
    AFF-E11 はスルー

となっています。AFF-E11のフィルタの聞き具合がよくわかると思います。

強力に受信できる局では、IC-R75のIFフィルタをWIDEにして、AFF-E11で3kHzから5kHzの間を可変しながら、ちょうど良いポイントでを見つけて聴くのが良さそうです。 AFF-E11は頼もしいAFフィルタです、清水さんありがとうございます。

2011年7月8日金曜日

BarGraphViewerのバージョンアップ

BarGraphViewerのバージョンアップ版をリリースしました。ファイルはBarGraphViewer20110708です。

今回の変更点は、Excelオートフィルタに対する、バーグラフの再描画機能です。



使い方は?

  1. オートフィルタで抽出条件を設定して、データを抽出する。
  2. BarGraphViewerのメニューから、[バーグラフ再描画] を選択して実行する。
以上の操作で正しい表示のバーグラフに更新されます。



なぜバーグラフを再描画するのか?

Excelのオートフィルタは、とても便利な機能です。 前記事、青木リストでオートフィルタの活用方法でも紹介しました。

しかし、この便利な機能を使うに当たって、問題点があることを 「バーグラフとオートフィルタの注意点」 に書きました。 これは、オートフィルタでデータを抽出した後の、Excell罫線の画面表示の中に。 実際の内容とは違う罫線が表示される問題が、部分的に発生することです。

(オートフィルターで、非表示になった行と、抽出表示する行での、Excel内部の罫線表示処理の問題だと考えていますが、詳しい原因は私にはわかりません。 もっとも、罫線でバーグラフを書くような使い方は、Microsoftも想定していないと思いますので、しかたありません。)

下に例を挙げます。

下図の赤色で囲った部分が、実際の内容と違って表示される行でした。「UTC列」の時間内容に対して、バーグラフ表示の内容が、「」、「時間長さ」と共に違って表示されていました。

この状態を修正するために「バーグラフ再描画」機能を使用します。 実行後は下図のようになり、バーグラフの「」、「時間長さ」と共に正しく表示されています。

後にオートフィルタをオフにして、リスト全体の表示に戻した時には。 再び「バーグラフ再描画」を実行する必要があります。 これをしないと下の図のように、バーグラフの無い行が現れます。

このバーグラフの無い行は、上記「バーグラフ再描画」の処理で、「抽出行の上の非表示行」にある下罫線を消しているため発生します。 この罫線の消去を行うことで、抽出行に与えていた罫線表示の影響を無くし、抽出行にあるバーグラフの罫線表示を正しく行うようにしています。

ここで再び「バーグラフ再描画」を実行して,バーグラフを再描画すると。 消していた行の罫線(バーグラフ)表示が元に戻ります。

手間の掛かる方法ですが。 オートフィルタ後の、バーグラフの罫線を正しく表示する方法について。 私の力量では、こんな方法しか思いつきませんでした。



最後に

青木リストでの「BarGraphViewer」と、「Excelオートフィルタ」の使用時には。 この「バーグラフ再描画」機能を組み合わせれば便利に使えると思います。

なお、「バーグラフ再描画」は、オートフィルタを使用しないときには使う必要はありません。

(実行しても問題はありませんが。 同じ画面内容を再描画するだけですので。)

2011年7月3日日曜日

バーグラフとオートフィルタの注意点

前記事「青木リストでオートフィルタの活用方法」の続きです。
今回は、ExcelオートフィルタBarGraphViewerを組み合わせた使用方法での注意点を解説します。

はじめに、前回と同じようにオートフィルタを使い、放送局名の「R.JAPAN」を抽出してみましょう。 放送局名なので「STATION」 をクリックし、表示される一覧から「(オプション)」を選択し、オートフィルタオプションのダイアログボックスを表示します。

つぎに、「STATION」リストボックスに、放送局名の一部分の文字列としてjapanと入力、右側のリストボックスでは「を含む」を選択します。
「OK」ボタンを押すと放送局名に「japan」を含む放送局名が抽出されます。

オートフィルタで「R.JAPAN」が抽出された結果を下図に示します。 ここで、図の赤丸の部分に注目してください。(クリックで拡大表示します)。

この部分が、ExcelオートフィルタBarGraphViewerの組み合わせでの注意点です。

右側の赤丸部分では、

  • 101行の 738kHzのバーグラフの左側には、下行の167行と同じ色のバーグラフが表示されています。
左側の赤丸部分では、
  • 344行の 1350kHzには、下行の374行の放送時間の長さのバーグラフが表示されています。
  • 374行の 1386kHzには、下行の1812行の放送時間の長さのバーグラフが表示されています。
このままバーグラフを見ると、放送時間や放送言語を勘違いする可能性があります。

余談ですが、バーグラフに罫線を使った理由ちょっと書いておきます。

Excelシートをご覧になると判るように 「BarGraphViewer」では、バーグラフをExcelの罫線を使用して表示しています。 (はじめは、図形オブジェクトでバーグラフを作りました。 データが10,000行近くあることから、バーグラフを図形オブジェクトで作ると動作が重くなり、ファイルサイズもかなり大きくなるため、罫線を使う方法にしました。)

閑話休題

そこで、簡単な表を作って調べてみました。「title列」のA行は赤色の下罫線、「title列」B行は緑色の下罫線を引き、11行目までコピーしています。

title列」にオートフィルタを設定し、フィルタ条件を「A」にすると。 データ 「A」の行が抽出され、罫線色も正しく表示されます。

次に、フィルタ条件を「B」にすると。 データ「B」の行が抽出されて表示されますが。 関係の無いセル「H1」に赤色の下罫線が表示されたり。 データ「B」のセルH3、H5、H7、H9の下罫線の色も赤色に変わっています。

何故こうなるのか調べてみましたが解りませんでした、これがExcelの仕様なのかバグなのでしょうか?

このような事から、「BarGraphViewer」で作成したワークシート「BARGRAPH」では。 オートフィルタを「オフ設定」にしていました。 しかしながら、「Excelオートフィルタ」は便利な機能なので、ぜひ使いたいところです。

オートフィルタを使った時に罫線が変にならない方法を見つけるために、いくつかの方法を試してみましたが、どれも良い結果に結びつきませんでした。 そこで発想を変えて別の方法で試してみたところ上手くいきましたので、この機能を「BarGraphViewer」に「バーグラフ再描画」として追加てみました。

「バーグラフ再描画」を先ほどの「R.JAPAN」のバーグラフで実行すると。 このように、バーグラフの表示が正しくなったことが、おわかりになると思います。

この 「バーグラフ再描画」機能は、オートフィルタで抽出した行に対して、悪影響を与えている罫線を消した後に、バーグラフを再描画するといった単純な機能です。 抽出後の再描画なので、オートフィルタで行が折り込まれて、罫線表示がおかしくなる問題が解決できます。 残念ながら、オートフィルタに連動して自動的に動作するわけではなく、簡単な手動操作が必要です。

操作手順は

  1. オートフィルタで抽出条件を設定して、データを抽出する。
  2. 「BarGraphViewer」メニューで、「バーグラフ再描画」を選択して実行する。
となります。

後でオートフィルタを「オフ」にして、行全体の表示に戻った時には。 再び「バーグラフ再描画」を実行する事で、青木リスト全体のバーグラフ表示を正しく書き直します。

新機能の「BarGraphViewer」は、先日Webサイトの更新も済ませたところなので、間もなく公開予定です。

追記 Jun 11, 2015
最新版で、この問題は修正されています。バーグラフを再描画することなくオートフィルタを使用できるようになりました。

2011年7月2日土曜日

青木リストとオートフィルタの活用方法

青木リストには、とても多くの (7月1日のリストでは9653件) データが登録されています。 このデータの中から目的の放送局を探すために、Excelの画面を上下にスクロールしていては大変です。 そこで便利な機能がExcelオートフィルタです。

このExcelオートフィルタが使える状態になっているかは、周波数リストの項目名のセルに

が表示されていれば使用可能な状態です。

もしも、この表示が無い時には、次の手順で操作します。

  1. 項目名が書かれている行の左端の行番号をクリックして行全体を選択します。

    (下図では行番号5をクリックします。)

  2. メニューから「データ(D)」-「フィルタ(F)」-「オートフィルタ(F)」を選択します。

オートフィルタがオンになるとが表示されます。

それでは、オートフィルタを使ってみましょう。
例として、9750kHzで聞こえている放送局を調べたい場合を考えて見ます。

周波数で抽出するので、FREQをクリックし、表示される一覧から(オプション)を選択し、オートフィルタオプションのダイアログボックスを表示します。

抽出する周波数は 9750kHzなので、「抽出条件の指定:」下のFREQのリストボックスに9750を入力します。 今回は 9750だけを抽出するので、右側のリストボックスは「と等しい」のままにしておきます。 「OK」 ボタンをクリックすれば抽出が実行されます。

9750kHzだけが抽出されました。

オートフィルタで抽出条件が指定された項目のが青色に変わり、抽出された行の行番号も青色に変わります。

抽出した結果から、さらに放送時間や放送言語、放送内容から区別すれば放送局名の特定につながります。

ここで「BarGraphViewer」の「時間軸線 オン」を使えば。 現在時刻で放送中は「緑色」で、放送開始15分前は「黄色」で表示されます。 この表示は「BarGraphViewer」の「時間軸線 オフ」で消すことができます。

ここから更に絞り込んで、抽出する事も可能です。

例えば放送言語が日本語の場合は次のような手順です。
Language」のをクリックし、表示される一覧から (オプション)を選択。 オートフィルタオプションのダイアログボックスを表示。 「抽出条件の指定:」の 「Language」リストボックスにJapaneseと入力。  右側のリストボックスは「と等しい」を選択します。

(抽出条件の指定で「Ja」と入力し、 右側のリストボックスは「で始まる」でも可能です。)

データを絞り込んだ結果、”この放送局は「R.JAPAN」のようだ”という事がわかります。 同時刻に放送されている、他の放送局もあるため。 正確に調べたい場合には、放送内容や、局名アナウンスによって特定することが必要かもしれません。

オートフィルタの抽出を元に戻して全体を表示するには、青色に変わっているをクリックし、表示される一覧から(すべて)を選択します。

オートフィルタ自体を「オフ」にするには、メニューから「データ(D)」-「フィルタ(F)」-「オートフィルタ(F)」を選択します。


以上のような感じで、Excelのオートフィルタが活用できると思います。

ただし、「Excelオートフィルタ」 と 「BarGraphViewer」 を組み合わせた使用方法では、注意しなければならない所があります。
詳細は、 バーグラフとオートフィルタの注意点 を参照してください。


追記 Jun 11, 2015
最新版で、この問題は修正されています。バーグラフを再描画することなくオートフィルタを使用できるようになりました。