UP-12Cは、安価に手に入る簡易的な「USBシリアル変換ケーブル」として知られています。
ケーブルの出力側には、+5V
,RxD
,TxD
,GND
の信号が出ていますが、他の制御信号線が使えるのか気になったので調べてみました。
ケースを分解して基板を見ると、出力側コネクタ(写真の手前側のコネクタ)は 10 ピンの内、5 ピンしか使われていません。
使用されている 5 ピン分の配線は、赤 +5V
,白 RxD
,緑 TxD
,黒 GND
,黒 GND
となっていました。
次に、コネクタが実装されていない未使用の空きピンの信号が、どうなっているのか調べてみました。
調査方法は、シリアルターミナルからポートの制御線を個別に操作してテスターで確認。
調査の結果、空きピン部分にはシリアルポートの制御線のCTS
,RTS
,DSR
,DCD
,DTR
が接続されており、信号レベルは、「 ON = 0 V 」、「 OFF = +5 V 」となっていました。
「DTR」が使えそうなことが分ったので、役に立ちそうです。
0 件のコメント :
コメントを投稿